8月28日(日)「心の切り替え」

朝礼時に笑顔の実習を行なっている企業もあるようです。
 顔の表情と感情との関係の検証には100年近い歴史があります。人は落ち込むと自然と下を向き、うれしいときは口角が反射的に上がります。
 表情は表情筋という筋肉で作られ、感情によって筋肉は緊張と弛緩を起こします。笑顔は意識的にできるもので、反射的に笑顔になることもあります。

心を変えることは簡単なことではありませんが、表情筋を意識的に動かすことで、楽しい感情を甦りやすくすることはできます。
 笑顔を作ることと感情の切り替えには連動する面もあります。表情の変化の乏しい人は、気持ちの切り替えに時間がかかるのかもしれません。
 表情を笑顔にするトレーニングを定期的に行うことは、心を仕事モードにして、感情を明るくするスイッチを作ることにもつながります。
 挨拶の時など、意識的に口角を上げることで、うれしい心に切り替えて、仕事に臨みたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月28日(日)「心の切り替え」より

<今日の心がけ>
笑顔を意識しましょう