9月7日(水)「自分一人くらい」
皆で助け合いながら成果を得る行為は、社会で広く行われています。その場合、何も協力していない人も恩恵を受けられることがあります。
地域住民による近隣の清掃活動は、一つの例と言えるでしょう。清掃活動では、参加者が自分の時間と労力を割くことで、地域が清潔に保たれます。
会社においては、備品を大切に扱うこと、共有スペースを綺麗に使うこと、社内の雰囲気を明るく保つこと、などが挙げられるでしょう。私たちは助け合いに参加することなく、その恩恵だけを受けることがあるかもしれません。
こうした行為の原因の一つは、<自分一人くらい協力しなくても大丈夫だろう>と考えることにあります。しかし全員が<自分一人くらい>と考えると、助け合いは成り立たなくなってしまいます。
職場には、様々な助け合いがあります。その助け合いから自分がどのような恩恵をうけているでしょうか。そのために他者はどのような働きをしているでしょうか。職場の助け合いに貢献できているのか、考える機会を持ちたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月7日(水)「自分一人くらい」より
<今日の心がけ>
他者と協力しましょう