9月10日(土)「客観的な視点」

サッカーやラグビーなど、広いフィールドでゴールやトライを目指すスポーツで、選手に求められることの一つが全体をしっかりと見る「俯瞰(ふかん)」です。
 俯瞰とは高い所から広い範囲を見下ろすことで、試合では、「自分と敵味方の位置」「空いてるスペース」などを把握する能力といえるでしょう。

しかし、テレビなどで試合を観戦していると容易に把握できることでも、フィールドに立てば、決して簡単ではありません。
 こうした俯瞰する力は、私たちの日々の業務でも求められます。立場によっては、目の前の仕事に没頭するだけでなく、周囲の状況を見極めながら、部下に仕事を割り振ったり、スケジュールを立てたりしていくことが大切です。
 また、取引先や競合他社、会社がある地域など、業界の課題など社外のことについて関心を持つことも、広い視野を身につけることにつながります。
 俯瞰する力をつけることで、選択肢を広げ、冷静に物事を考えられるようになるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月10日(土)「客観的な視点」より

<今日の心がけ>
俯瞰する力を養いましょう