9月13日(火)「うまくいかない時」

何かに挑戦した結果、成功することもあれば失敗することもあります。
 「失敗」と聞くと、嫌なものと感じる人が多いのではないでしょうか。失敗の内容によっては、損失が発生したり、恥をかいたりすることもあるでしょう。
 アメリカの発明家であるトーマス・アルバ・エジソンは、「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」という言葉を遺しました。
 この「99%の努力」とは、失敗する中にも試行錯誤を重ねることだといえます。エジソンによる数々の発明も、その中で生まれたものでしょう。

誰しも失敗が少なく、仕事が順調に進むほうが安心します。しかし、失敗はまったくないほうが良いと言い切れるでしょうか。
 人は失敗から気づくことや学ぶことがあります。失敗すると、一時的に気持ちが落ち込み、場合によっては大変な状況に陥ることもあります。しかし、その経験を教訓とし努力することが、状況をより改善させることにつながるのです。
 たとえ失敗しても、それを一つの学びとして前向きに受け止めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月13日(火)「うまくいかない時」より

<今日の心がけ>
失敗を活かしましょう