9月15日(木)「枠にはまる」
社会の一員である私たちは、誰もが様々な「枠」の中で生きています。企業や学校等の集団・共同体という「枠」の一種であり、公共の場所で守るべきルールやマナー、モラルといった目に見えない「枠」もあります。
また「枠にはまる」という言葉を辞書で引くと、「きまりきったやり方で新味(しんみ)がない」という意味のほかに「型にはまる」という意味もあります。
Tさんは仕事を効率化しようと職場内マニュアルを無視して業務を行なっていました。しかし、ミスを繰り返してしまい、上司から「マニュアルに即して仕事をしてほしい」と注意を受けたのです。
そこで、マニュアル通りに作業を進めていくとミスが激減し、仕事の効率が上がったのです。これは、部署全体の仕事の効率化にもつながりました。
仕事を忠実に行うためには「枠にはまる」働きが重要です。基本に忠実に仕事をする力を養っていけば、やがてオリジナリティのある応用力も養成されていくのです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月15日(木)「枠にはまる」より
<今日の心がけ>
基本に忠実な仕事をしましょう