9月16日(金)「旬の食材」

秋の味覚といえば、何をイメージするでしょうか。海の幸から山の幸まで様々挙げられますが、何も思い浮かばない人はいないでしょう。
 一人暮らしで、よく自炊をするというAさんは、ほとんどの食材を大きなスーパーで購入します。
 Aさんが食材の旬を意識するのは、スーパーの店内表示やチラシ、外食時に「季節のおすすめメニュー」を見た時だといいます。
 以前は限られた季節や特定の地域でした味わえなかった食材が、今では栽培や収穫の方法、物流網の進歩によって、通年食べられることが増えています。

食材の充実という面では喜ばしいことですが、意識しなければ季節感を味わうことなく食事をしているということはないでしょうか。
 季節感を考えずに食事をしていたことにもったいなさを感じたAさんは、少しずつでも旬の食材を味わうことを心がけようと決めました。スーパーだけでなく、専門店にも足を運び、店主に「旬の食材」を尋ねて購入するようになりました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月16日(金)「旬の食材」より

<今日の心がけ>
食事を通して季節感を味わいましょう