10月16日(日)「いろいろな捉え方」

皆さんは人に何かをしてもらった時、どのような気持ちで、その行為を受け止めているでしょうか。認知心理学では、人の感情は物事の捉え方によって変わってくるといいます。
 例えば、感謝のメッセージと共に何かをプレゼントされた時、<有り難いな、嬉しいな>という気持ちがあると、自然と幸福感で充たされます。
 しかし、お返しをどうするかと頭を悩ませたり、恐縮する感情が入り混じっていたりすると、素直に喜べない気持ちになります。
 また、自分はプレゼントをもらう資格はないと捉えると、自己肯定感が低くなります。反対に、普段の自分の働きからしたら、このくらいもらって当然と捉えると、傲慢な気持ちになります。
 人の感情は捉え方次第で変化し、人間関係にも影響を及ぼします。自他ともに幸福感に充されるような物事の捉え方を習慣化させ、仕事や人間関係に活かしていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月16日(日)「いろいろな捉え方」より

<今日の心がけ>
物事の捉え方を見つめ直しましょう