10月25日(火)「読書の秋」

普段から、なるべく本を読むことを心がけているKさんですが、この頃は、読みたいと思う本の内容が以前とは違ってきているのを感じています。
 これまでは、知識や情報を得るために本を読もうという気持ちが強かったのですが、最近は、心に響くような書物を読みたいという気持ちが強くなってきているのです。
 知識を身につけたい、たくさんの言葉を知り表現力を高めたい、感性や想像力を豊かにしたいというのはもちろんですが、Kさんは、精神的にも人間的にも、もっと成長したいという気持ちがより高まってきたのだと思っています。
 現在、Kさんは、「名著案内」などを参考にしながら、書物を探してじっくりと読み進めるようにしています。そうすることによって、著者と時代を超えた交流ができるような感覚を少しずつ感じられるようになったのです。
 より豊かな精神が育まれることを願いながら、Kさんはこれからもずっと、自分の心に響くような書物と向き合っていこうと思っています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月25日(火)「読書の秋」より

<今日の心がけ>
書物に親しみましょう