10月26日(水)「継続の理由」

1871年(明治4年)の本日、フランスの「スリエサーカス」の公演が、東京九段の招魂社(しょうこんしゃ)、現在の靖国神社で行われました。日本で初めて西洋サーカスが公演されたことを記念し、10月26日をサーカスの日と認定されました。
 Kさんはテレビで初めて見たサーカスに感動し、一生に一度は、生のサーカスを見たいと思っていました。すると自宅近くで歴史あるサーカス団の公演があると聞きつけ、すぐさまチケットを購入したのです。
 家族と開演前に、入口で待っていたところサーカス団の社員数人が入口に集まり、盛り塩をして、皆で長々と手を合わせていたのです。
 Kさんは<社員の皆さんは毎日、開演前に手を合わせ、無事の成功を祈願しているのかな>と思うと、そのサーカス団が百年以上継続して活動できているのも、納得できる思いがありました。
 ひるがえって自分自身が業務に当たる際、手を合わせて祈願せずとも、<心を込めて事に当たっているだろうか>と考えさせられたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養10月26日(水)「継続の理由」より

<今日の心がけ>
真心を込めて仕事に臨みましょう