11月2日(水)「備えるということ」

日頃から「もし何かあったら」という意識を高めることが、突然のリスクを未然に防止することにつながります。
 今年の七月、猛暑が続き、Mさん宅ではエアコンの使用頻度が高まりました。
同じエアコンを十数年使用しており、冷房の効きが悪いことにMさんは気づいていましたが<まあ大丈夫か>と放置していました。
 ところがある日、エアコンが壊れてしまったのです。急いで業者の人に見てもらったところ「モデルが古くて部品が調達できない」と言われました。
 Mさんは買い替えのために店舗へ足を運びましたが、猛暑ゆえエアコンはすでに品切れ状態でした。<もっと早く見てもらえばよかった>と後悔したのでした。
 会社や職場においても、連携・伝達のミスや業務上の過失など、あらゆるリスクが身近に潜んでいるものです。リスクに対応するためにも、あらかじめ対策を講じておくことが必要です。
 何かあった時に備え、先を見越した行動を心がけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月2日(水)「備えるということ」より

<今日の心がけ>
リスクに備えましょう