11月20日(日)「学びの姿勢」
先日、ある企業が男女別に、十代から六十代までの各世代100名、計1200名を対象に、倫理観について調査を行ないました。
これは、「父母を敬うこと」「他者を尊重すること」など、倫理観に関する三十以上の項目の中で、どれに共感できるかを調査したものです。
結果を見ると、六十代以上の女性の共感度が、多くの項目で高い傾向にありましたが、若い世代にも同じように共感度が高い項目もいくつかみられました。
倫理観を養うためには、人生の中で多くの経験を積むことが重要でしょう。しかし、若い世代の人の行動や言動からも、重要な倫理観がみについていることを感じ、学べることもあります。
職場でも、経験からしか得られないものがある一方で、経験が少ないからこそ、枠にとらわれない考え方があり、若い人から得られるものも多くあります。
仕事をしていく中で、日々多くの人と接する機会があると思います。その際は、相手の年齢に関係なく、誰からも学ぶ姿勢を大切にしていきたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養11月20日(日)「学びの姿勢」より
<今日の心がけ>
あらゆる世代から学びましょう