12月10日(土)「ごみ拾いの心得」

Aさんは、友人が企画した駅前清掃のボランテイア活動に参加しました。
 清掃は朝六時頃からスタートしました。Aさんがごみ拾いをしていたところ、通りがかった男性から「お疲れ様です」と声をかけられ、Aさんは満足感を得ていました。
 その後、Aさんが黙々とごみを拾っていると、友人から「ごみを拾っているときに気を付けていることは何かある?」と聞かれたのです。
 Aさんは「なんだろう。お金が落ちているかどうかかな」と冗談を言いつつも、特に何も考えていないことを伝えました。
 すると、友人は「ごみを拾う時は周りに迷惑をかけていないかどうかを気にした方がいいよ」と話しました。その言葉を聞いて、Aさんは、熱心にごみ拾いをするあまり、通行人の妨げになっていたことに気づいたのです。
 友人のアドバイスを聞いて以来、Aさんは、清掃活動に参加する際に、周囲に配慮しながら取り組むようにしています。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月10日(土)「ごみ拾いの心得」より

<今日の心がけ>
自己満足にならないようにしましょう