12月21日(水)「ノンバーバルコミュニケーション」
多くの人は会話をする時、自分の意図が相手に正しく伝わるよう、その相手の立場や年齢などに応じて言葉遣いを工夫していることでしょう。
一方で、表情や身振り、姿勢など、言語以外で表現することがあります。これを「ノンバーバルコミュニケーション」といいます。
話し手としては、伝えようとする意識をもって対面していても、自分が聞き手になった際のふとした行為や表情、姿勢によって、意外と相手が話しづらいと感じることがあるようです。
例えば真剣に聞いているつもりが、眉間にしわが寄っていたり、腕組みをする癖が出ていたりすると相手は話しにくくなります。相手の言葉を理解しようと反芻したり、思考を整理する際に、視線を天井方向に泳がせたりするのも同様です。
それに対して、口角や眉を少し上げたり、適度な相槌を打ったりすることで、話し手には「よく聞いてくれる人」という印象を与えることができます。
言葉遣いや言い回し以外にも、身振り・手振りなども気を付けたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月21日(水)ノンバーバルコミュニケーション」より
<今日の心がけ>
聞くときの姿勢に意識を向けましょう