12月24日(土)「南半球のサンタクロース」

クリスマスシーズンになると、胸が高鳴る人も多いのではないでしょうか。そうしたクリスマスの様子を描いたイラストや場面に、よく登場するのがサンタクロースです。
 Aさんは子供の頃、サンタクロースといえば、赤と白のフカフカした衣装に身を包み、トナカイが引くそりに乗っている様子をイメージしていました。
 ところが、Aさんがオーストラリアのクリスマスの様子をテレビで見て、大変驚きました。オーストラリアのサンタクロースは、サーフィンをしていたのです。
 南半球では、同じ十二月でも北半球と季節が正反対になります。十二月は、日本にとっては冬の寒さが厳しくなる季節ですが、オーストラリアでは夏真っ盛りなのです。同じ時期でも場所が変われば、見え方や感じ方が変わるものです。
 自分の価値観が、国や地域によって異なることは往々にしてあります。大切なのは異なる価値観を、先入観なく受け入れることです。その受け入れる姿勢が自分の視野を広げることにつながるのです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月24日(土)「南半球のサンタクロース」より

<今日の心がけ>
異なる考え方を受け入れましょう