12月28日(水)「食生活の改善」

大事な時に緊張してっしまってお腹をこわしたり、些細なことに苛々してしまったりする経験がある人もいるのではないでしょうか。
 多くの人は、自身の心の問題と捉えるようですが、最近の研究によると、腸の状態がストレスの感じ方にかかわってくるといわれています。
 その要因の一つとしては、腸内環境に潜むセロトニンという物質にあるようです。セロトニンとは人の精神を安定させるために、重要な役割を果たす神経伝達物質で、この物質は腸に九割存在しているというのです。
 このことから心身の安定のためにも、いかに腸内でセロトニンを生成させるかが重要となります。つまり、食生活が大きく影響を及ぼすと言えます。
 バランスの良い食事をし、適度に発酵食品を取ると、腸内環境が整って体調も良くなります。結果として、精神的にも安定しやすくなるのです。
 厳しい寒さが続きますが、心身ともに健康で乗り切るためにも、身近な食生活から見直したいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養12月28日(水)「食生活の改善」より

<今日の心がけ>
食生活を見直しましょう