1月2日(月)「良い年を迎える」

「明けましておめでとうございます」の祝いの言葉とともに、新年を迎える日本のお正月は、新たな気持ちで一年を始める縁起の良い日です。
 いつも見ている太陽も元旦ばかりは、「初日の出」として、ありがたく拝みに出かけるのではないでしょうか。
 古来、日本では日没が一日の始まりと考えられていたため、大晦日の日没が一年の始まりとされていました。
 日が暮れてから神様と先祖が門松を頼りにやってきて、お供えしたお節料理とお酒でおもてなしをしました。そして共にご馳走を食べました。
 これは、神人共食(しんじんきょうしょく)といって、神様とその家の人たちが共に過ごし、生きていることへの感謝と今年一年の家族の幸せ、そして地域社会、国家の安寧を祈ったのでした。
 日の出後に、神様に捧げたお下がりを、ごった煮にして食べたのがお雑煮です。
気持ちを新たに良い一年にしたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月2日(月)「良い年を迎える」より

<今日の心がけ>
新たな気持ちでスタートしましょう