1月8日(日)「帰省」

東京在住のY氏は、ここ数年、年末年始の休暇中は実家に帰省せず家族で過ごし、新年を迎えています。
 かつては、お盆やお正月のまとまった休みには、家族皆で帰省していました。
Y氏の息子は毎回、祖母に会うことを楽しみにしていたのです。
 しかし、ある年を境に、息子は部活や勉強が忙しいなどと言うようになり、家族皆で帰省するということはなくなったのです。
 実家の母へ今年も帰省できないと伝えると「◯◯君も忙しいんだよ。父親としてもっと話をしてあげて」と諭してくれたのです。
 後日、Yさんは「たまにはおばあちゃんに顔を見せに行こうよ」と言って見ました。すると数日後、息子から「冬休みには、おばあちゃんの家に行きたいな」という言葉が返ってきたのです。
 職場でも家族でも現状を変えるには、まずは自分から行動しなければならないと感じたYさん。<これからは伝えるべきことは伝えよう>と決めたのでした。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月8日(日)「帰省」より

<今日の心がけ>
家族間で話をしましょう