1月15日(日)「身になる」

相手の身になるための行動を心掛けると、周囲との関係性が良くなることにもつながります。
 ここでいう「身になる」とは、自分が相手になりきり、自分の心意(しんい)を相手の立場に置くことを指します。つまり、相手の立場になって考えるということです。
 例えば職場において、朗らかな気持ちの良い挨拶や、呼びかけた際に間髪入れず「ハイ」と返事をされると、誰しも心地よくうれしいものです。

その他にも、届いた配布物を配ったり、来客へのお茶出しや片づけをしたり、相手の身になって行動することも、例として挙げられるでしょう。
 そういったことの繰り返しにより、少しずつ相手との信頼関係ができて、意思疎通が図れるようになっていきます。さらにお互いに頼り、喜び、助け合うような関係性を構築することができるのです。
 自分が変わることができれば、相手の対応もおのずと変わっていきます。だからこそ、率先して相手の身になる行動をし、貢献していきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養1月15日(日)「身になる」より

<今日の心がけ>
相手の立場にたちましょう