2月1日(水)「春は来る」
まだ寒い日が続いていますが、暦の上での二月は、「立春」を迎えるなど春の気配が感じられる時期でもあります。
立春は、一年を二十四に区切った「二十四節気」の一番目で、一年で最も日が短い冬至と、昼夜の長さがほぼ同じになる春分との中間に当たります。
また、茶摘みで有名な「八十八夜」や、台風のあたり日といわれる「二百十日」などの起算日が立春です。
先人たちは、このような「二十四節気」や「雑節(ざっせつ)」などの季節の区切りを農耕などに役立てる一方、気持ちを新たにして日々の生活に張りを持たせることにも生かしてきました。
改めて、私たちの暮らしに目を向けると様々な区切りがあります。例えば朝礼は、仕事に向かう意識に切り替える時間といえます。また、帰宅時の「ただいま」という挨拶は、家庭での時間に切り替わるスイッチになります。
日々の生活での切り替えを意識して、充実した時間を過ごしたいものです。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月1日(水)「春は来る」より
<今日の心がけ>
気持ちの切り替えを意識しましょう