2月10日(金)「愛を分かち合う」

 Kさんはこれまで、喜びを受ける人より与える人になる、そして喜びを与える人生を生きたという証を家族に遺していこうと心がけてきました。
 現在、Kさんが取り組んでいるのは、家庭や職場で進んで手伝いをしたり感謝の言葉を伝えたりすることです。相手の気持ちを理解するために話をよく聞き、落ち込んでいる人に優しい言葉をかけることもあります。
 このような実践を続けていると、自分も明るく快活になり、同様に相手の人も明るく快活になるのを実感します。何より、相手の人がイキイキと活気づいてくる様子を見るのは大きな喜びとなります。
 自分の行っていることはささやかなことであり、毎日できるとは限らないけれども、これからも周囲の人に喜びを与える生活を続けていこう、とKさんは心に決めています。
 Kさんはこの頃、喜びを与えることは愛を分かち合うことではないか、と思うようになりました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月10日(金)「愛を分かち合う」より

<今日の心がけ>
喜びを与えましょう