感想2月20日(月)「連絡方法」

コミュニケーションの手法は日進月歩です。しかし、便利さが高まる一方で、失っているものもあるのではないでしょうか。
 イベント会社に勤めるAさん。行事における出欠席の確認は、一人ひとりへの電話確認からテキストメッセージでの一斉送信に変わっています。

かつてイベントの案内を出した際、予想以上に欠席者が多く、開催が危ぶまれたことがありました。振り返ってみると、以前は特に重要なイベントでは、可能な限り電話や対面連絡で参加を促していました。
 しかし、今では一斉送信に慣れ、連絡が機械的になっていることに気づきました。そこで、どうしても来てほしい人に改めて電話や対面で思いを伝えると、多くの人が出席してくれ、盛況裡(せいきょうり)にイベントを終えることができました。

一対一の対話はその人のために自分の時間を割く行為であり、相手に<あなたでなければならない>という思いを伝えることができます。
 連絡手段を上手く使い分けて、仕事が良い方向に向かうように心がけましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月20日(月)「連絡手段」より

<今日の心がけ>
連絡手段を使い使い分けましょう