2月21日(火)「「ありがとう」の数」

私たちは生活をしていく上で大勢の人々と関わって生きています。街中ですれ違うような直接会話をすることがない人も数えると、その人数は膨大になるでしょう。
 人と人との関わりで成り立っている生活は、思いがけず多くの人に助けてもらっているものです。「命の恩人」というような強い印象を残している人に対しては、いつまでも感謝の想いを忘れることはないでしょう。
 一方で、道路で人や車とすれ違う時に道を譲ってもらうなど、ささやかな行為は、意識をしなければ忘れてしまいがちです。
 何気ないやさしさに対して感謝の気持ちを伝えるように努めることで、たくさんの人々に支えられて生きていることを実感できるようになります。<恩返しをしたい>という思いは、仕事などのモチベーションにもつながるでしょう。
 感謝を言葉にして伝える回数を増やすことで、心と生活に潤いを与えていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月21日(火)「ありがとう」の数より

<今日の心がけ>
感謝の想いを伝えましょう