2月22日(水)「長い目で見る」
人を育てるには、相手の言葉に耳を傾け、根気よく接していくことが大切です。
Nさんには小学生の子供が三人います。日々子育てに奮闘していますが、なかなか思うように子供たちが言うことを聞いてくれません。
Nさんが帰宅すると使った物が出しっぱなしになり、物が片付いていない時もあります。毎日見る光景にため息をつきながらも、子供たちと一緒に片付けるのが日課となっていました。
ある日、家庭の不満や愚痴を同僚にこぼすと「今の状況から逃げたい、離れたいと思っているだろう」といわれ、その通りだったのでドキッとしました。
そして、「すぐに相手は変わるものではない。子育てや人材育成は時間をかけて見守ることも大切じゃないかな」とアドバイスを受けたのです。
それ以降、Nさんは相手に根気よく接し、見守るようにしようと考え直したのでした。
年月をかけて、人は成長します。時には長い目で見ることも大切でしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養2月22日(水)「長い目で見る」より
<今日の心がけ>
根気よく接しましょう