3月8日(水)「ミツバチの役割」

3月8日は、「3(みつ)・8(ばち)」と読む語呂合わせから、日本養蜂はちみつ協会などが「みつばちの日」と制定しました。
 ミツバチといえば、多くの人は蜂蜜を連想することでしょう。しかし、ミツバチには、植物の受粉の媒介という重要な役割もあります。
 農業を営むAさんは、受粉のため自分でミツバチを育てるようになりました。
しかし、狭いビニールハウスの中に入れられたミツバチたちは、日に日に数が減って弱ってしまうのです。
 そこで、Aさんは蜂の行動を研究し、試行錯誤を繰り返した結果、ミツバチが数を減らすことなく自ら強い群れを維持できるようになったのです。
 ハチがいなければ、野菜や果物の受粉作業はたちまち困難になります。その結果、りんごやイチゴなど、様々な果実が作れなくなってしまいます。
 ミツバチに限らず、あらゆる生物の活動によって、人間は大地の恩恵を受けています。感謝の念を忘れず、共存するための努力を続けていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月8日(水)「ミツバチの役割」より

<今日の心がけ>
生き物とのかかわりに感謝しましょう