3月12日(日)「自然を畏敬(いけい)する」

自然は、私たちの暮らしの中で様々な形で恩恵をもたらす一方で、時として猛威を振るい、一瞬で甚大な損害を引き起こす力もあります。
 諸外国から日本を見ると、四季がはっきりしていて、気温、降水量、日照時間などが季節によってかわってくるという特徴が新鮮に感じられるようです。また地震が多い国としても知られています。
 日本では、昔から自然の力を畏敬し、親愛の情を深める情報を大切にしてきました。各地の伝統的な祭りなどを通して五穀豊穣を願い、その恩恵に感謝し、天災や災害から守られるよう、人々の平和と国の安寧(あんねい)を祈願してきたのです。
 産業界では、農業や物流、建設業など、職種によっては天候気候に大きく影響を受ける仕事も少なくありません。さらに海や山などでのレジャーは、自然の恩恵を受けて楽しめる娯楽といえるでしょう。
 私たちは、自然への畏敬を忘れずに、天候気候の状況に順応して知恵と工夫が生まれ、互いの成長発展に努めていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月12日(日)「自然を畏敬する」より

<今日の心がけ>
自然の恩恵に感謝しましょう