3月14日(火)「心を磨く」
小さなことでも、気持ちを込めて取り組むことで、自身の心が磨かれるということは往々にしてあるものです。
Y氏の自宅では、玄関の靴が揃っていなかったり、食卓には余計な物が置かれていたりと、帰宅する度に整理整頓をしていました。
そのほかにも、洗濯物を取り込み、食器を洗っても、家族に気づいてもらえないと感じていました。そういった状況に少し不満を持っていたのです。
ある日、その状況を同僚に相談してみました。すると、「自分の場合、日中、家事はできないから、できるときは率先してやっている。もちろん、普段やってもらっている感謝の気持ちも込めているよ」と言われたのです。
このことからY氏は、自分の普段の取り組み方は、感謝の気持ちが込もっていないことを痛感しました。そして、改めて感謝の気持ちで家事にも取り組もうと思ったのです。
何事も感謝の気持ちを忘れず取り組めば、自然と心が磨かれていくでしょう。
一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月14日(火)「心を磨く」より
<今日の心がけ>
感謝の気持ちを高めましょう