3月19日(日)「中途半端な行動」

サッカーの試合では、ゴール前の敵味方入り乱れての攻防をよく目にします。
攻撃側にとっては絶好のチャンス、守備側にとっては絶体絶命のピンチです。
 こうした守備側は、この窮地を脱するため、「クリア」と呼ばれるプレーを選択する場合があります。これはいったん流れを止めて陣形を立て直すことを目的に、ラインの外や敵陣方向に大きくボールを蹴り出すプレーです。
 しかし、この「クリア」が中途半端だと、自陣のゴールの近い位置で相手にボールを奪われ、再び聞き的状況を招いてしまうことにつながります。
 これを私たちの職場にあてはめてみると、契約や作業を曖昧な返答で進めたことが原因となり、結果として大きな損失を招くことがあるでしょう。
 また、仕事上のトラブルなどで二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなることもあります。その場合は、中途半端な事を処理するのではなく、方針を改めるなどの思い切った対応が必要となります。
 何事も中途半端な行動は、好結果にはつながりにくいと心得たいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月19日(日)「中途半端な行動」より

<今日の心がけ>
思いきった行動をしましょう