3月29日(火)「創業者の念願」

「わが願い たぐいもなけれ しみじみと 人類の幸(さち) 思うなりけり」という短歌があります。作者は倫理研究所の創設者・丸山俊雄(まるやまとしお)です。
 「たぐいない」とは「他に比べるものがない」という意味です。それくらい強く、深く人類の幸を念じているということが読み取れます。

倫理研究所の目的の一つである「民族の繁栄と人類の平和に資する」とありますが、丸山俊雄の短歌の願いに通じるものがあるといえるでしょう。
 どの会社にも創業の精神があります。その精神は、会社の理念や目的として、文章化されていることが多いようです。
 日々の業務に追われていると、自分は何のために働いているのかという目的を見失ってしまいがちです。そのような時には、創業の精神を再確認することが大切です。朝礼等で毎日読む習慣をつけるのも良いかもしれません。

会社の目的を果たすために、創業者の思いを知り、自分の仕事に対する心構えや、今の自分に何ができるか、常に考えていきましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養3月28日(水)「創業者の念願」より

<今日の心がけ>
創業の精神に立ち返りましょう