4月3日(月)「折り紙」

昨年、カタールで開催されたサッカーのワールドカップでは、日本代表が試合後のロッカールームに書き残した感謝を伝えるメッセージと共に、そこに添えられた数羽の折り鶴が国内外で注目を集めました。
 日本では馴染みの深い折り紙遊びですが、子供の頃に遊んでいた人も、大人になってからは折る機会がほとんどないという人も多いことでしょう。
 折り紙で何かを作るには、山折りや谷折りをしながら、重ねたり開いたり、指先を使った細かい作業が必要です。子供の頃は上手に折れなかったものが、手先の器用さや理解力、集中力が高まった大人なら折れるかもしれません。
 一枚の紙から生き物や草花、乗り物など様々なものを作る折り紙遊びは、折る楽しみもさることながら、脳の活性化の一助となることも期待できます。また、紙は身近にあるものが使えて広いスペースを要しないため、気軽に始められます。
 折り紙は日本の伝統的な遊びの一つでもあります。時にはこうした伝統的な遊びに触れてみるのも良いのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月3日(月)「折り紙」より

<今日の心がけ>
日本の伝統的な遊びを知りましょう