4月6日(木)「人生のモットー」

 Kさんはあるとき尊敬する先輩に「人生のモットーはなんでしょうか」と尋ねたところ、先輩は「猛烈に愛して生きることだ」と答えてくれました。
 先輩はそのとき、「猛烈に愛して生きることは、この世に生を受けた人間の務めであり、そのことが人間性だと思う。私は、猛烈に愛して生きたいという証を遺していきたい」と言い添えました。


 愛する対象は、家族、両親、兄弟姉妹、故郷、母国、会社など数多くあります。


<初めからすべてを愛することはできないだろう。まずは身近な存在から>と思い、Kさんは家族を猛烈に愛して生きていこうと決めました。

 しばらく経ってからそのことを先輩に話すと、「一つのものを愛すると、愛はほかのものへと広がっていく」と言われ、「お互いにしっかりと証を残していこう」と励まされました。


 Kさんはそのとき、自分の人生を新たに生き直すような感覚が湧き上がってきて、一段と人生に張りが出てきたように感じました。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月6日(木)「人生のモットー」より

<今日の心がけ>
人生に張りを持ちましょう