4月7日(金)「たけのこ」

「たけのこ」の美味しい季節となりました。種類によって食べ頃の時期は違いますが、春の味覚の一つに数えられるたけのこは昔から親しまれてきました。
 漢字では「筍(たけのこ」とか「竹の子」と書かれますが、基本的に「筍」は食用のものを意味し、「竹の子」は食用の時期を過ぎたものを言います。
 筍の漢字は「竹」と「旬(しゅん)」が組み合わさってできたといわれています。「旬」の字は上旬、中旬、下旬といった、一ヶ月を十日ずつに分けたときの、それぞれの期間を意味しています。
 竹の成長は早く、竹林も毎日のように景色が変わります。さらに、大きな孟宗竹(もうそうちく)もわずか三ヶ月で成長しきってしまうそうです。
 また、「筍の親まさり」という言葉があります。子供の成長が早く、その親を超えるほどに大きくなることのたとえです。これは筍が十日程度で親の竹と同程度の高さになるからといわれています。
 私たちも筍のように、ぐんぐんと成長を図っていきたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月7日(金)「たけのこ」より

<今日の心がけ>
上を目指して努力しましょう