4月10日(月)「音読の効用」

アナウンサーで、現在は朗読教室等、様々な活動をしている寺田理恵子氏は、音読することで得られる効用の一つに、ストレス解消を挙げています。
 声を出すことで「腹式呼吸が自律神経の働きを整え、副交感神経を優位にし、気持ちを落ち着かせる効果がある」と寺田氏は述べています。
 お客様や取引先への対応で自然と声を出す業務の人もいれば、ほとんど声を出す必要のない業務の人もいるでしょう。
 ここ数年、自宅で業務を行う人が増えたことで運動不足となり、ストレスがたまりやすい環境になったことが指摘されています。
 本誌『職場の教養』を活用した「活力朝礼」では、参加者が段落ごとに交代しながら、積極的に文章を声に出して読む「輪読形式」を推奨しています。
 寺田氏は「音読をする時に最も大切なことは、楽しいと思って声を出すこと」と述べています。『職場の教養』の輪読に積極的に参加することを楽しみとしつつ、声に出して読むことで心を整え、一日の業務の良いスタートを切りましょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月10日(月)「音読の効用」より

<今日の心がけ>
意識して声を出しましょう