4月21日(金)「言葉の危機管理」

SNSなどが普及、定着したことで自らの思いを発信することが容易になり、対面での情報発信よりも多くの人に伝達することが可能になりました。
 効率的かつ効果的に会社をアピールすることができるようになり、業務を伸ばしている企業もあります。
 その反面、特に文字の場合、発信した内容が正しく伝わらずに曲解されてしまうケースもあります。そうなると、不特定多数に伝達された内容が発信者の意図とは違っていても誤解を解くことが困難です。
 相手に誤解が生じた場合でも、対面やリモートの場合なら補足説明をしてすぐに対応することで意思疎通を図ることができます。しかし、SNSでは、情報が間違っていてもすぐに拡散してしまうことがあるので注意が必要です。
 いずれにしても、情報発信には、①誰に対して、②何の目的で、③何を伝えたいのか、を明確にしておく必要があります。そのうえで、言葉を選んで発信すると、誤解を招く危険性が減り、正しく伝達することができるでしょう。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養4月21日(金)「言葉の危機管理」より

<今日の心がけ>
言葉を選んで発信しましょう