6月28日(水)「運が開ける生き方」

コメディアンで、「欽ちゃん」の愛称で親しまれている萩本欽一氏は、人生を好転させるポイントを次のように述べています。
 「いやな目に合ったときは、その相手を『敵』とか『やなやつだ』と思わず『恩人』と思えば運が開けます」
 例えば業務において、職場の上司から時に厳しいアドバイスを受けたり、お客様からのクレーム等で気分を害し、相手に対して苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。心が傷つき立ち直るのに時間を要することもあるかもしれません。
 その時の悔しい思いをバネにして、相手から指摘を受けたことを真摯に受けとめ、一層の努力を重ねて自分の至らない部分を克服できたとすれば、その相手は自分が変わるきっかけをくれた「恩人」と捉えることもできるというのです。
 職場でも日常生活においても、人は時に衝突することがあります。一方的に相手を責めていても状況は好転しません。その時には「自分に至らない部分を教えてくれている」と前向きに受け止め、心を切り替えたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養6月28日(水)「運が開ける生き方」より

<今日の心がけ>
謙虚に努力を重ねましょう