7月6日(木)「立場と役割」

人は性別、年齢をはじめ、容姿や性格など、それぞれに違いがあります。たとえ似通った人がいたとしても、まったく同じという人は存在しません。必ずとこかに違いがあり、一人ひとりが唯一無二の存在といえます。
 一人ひとりに違いがあるように、求められる役割にも違いがあります。人が複数集まって何かをしようとする時は、まず自分自身が、他の人と何が違うのかを自覚することが第一歩となります。
 例えば職場では立場の違いがあり、それは相手との関係性によって変化します。
上司からみれば自分は部下でも、後輩から見れば自分が先輩になります。
 また、こうしたことは家庭やそのほか様々な場面でも当てはまるでしょう。その時々で変化する自分の立場を理解して、相応しい立ち居振る舞いができないと、集団の和を乱し、周囲に無用なストレスを与えてしまいます。
 その時その場で変わる自分の立場を自覚し、立場に応じた役割を果たしていけば、そこで求められる人となるはずです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月6日(木)「立場と役割」より

<今日の心がけ>
立場に応じた役割を果たしましょう