7月14日(金)「お中元」

明日、七月十五日は中元です。中元は中国の道教が由来で、日本ではお世話になっている人へ品物を贈る「お中元」の風習として根付いています。
 中元は、中国では神様にお供え物を献上して祝う日とされていました。これが、日本に伝来すると、お盆と結びつき、亡き人の霊に物を供えて供養するようになりました。
 この風習が、やがて仕事でお世話になっている人や親戚などに、夏の挨拶を兼ねて贈り物をする習慣に変化し、それを「お中元」と呼ぶようになったといわれています。
 お中元を贈る時期は、七月初めから十五日頃とされていますた、地域によっては七月中旬から八月十五日頃までというところもあるようです。
 これまでの人生を振り返ると、学生時代の恩師や職場の上司や先輩など、多くの人に支えられて現在に至っていることでしょう。お中元の風習を通して、お世話になった人への恩を深めたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養7月14日(金)「お中元」より

<今日の心がけ>
感謝の思いを深めましょう