8月22日(火)「心を込めた挨拶」

Kさんは、職場の先輩から「あなたは、挨拶に心がこもってないよね」と冗談交じりに言われました。
 理由を尋ねると「背筋も伸びているし、声にも張りがあるけれど、なぜかそう感じてしまう」と言われます。釈然としないKさんは、同僚にお願いして、改めて自分の挨拶をチェックしてもらいました。
 すると同僚は「丁寧に挨拶をしてもらったと感じるけど、強いて言えば、最後の目線かな?」というのです。確かにお辞儀の後で顔を上げた際、相手の目を見ていませんでした。
 Kさんは、照れ隠しで無意識に目を合わせることを避けていたようです。同僚の言葉を聞いてからは、日々のコミュニケーションの中で、目線を意識するようになりました。
 「目は口ほどに物をいう」と言われます。相手の目を見て話すことで、自分の思いはより伝わるのではないでしょうか。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養8月22日(火)「心を込めた挨拶」より

<今日の心がけ>
目線を意識しましょう