9月11日(月)「時代に応じた変化」

子供・ベビー服ブランドのファミリアは、戦後四人の女性たちが「子供のためにより良いものを」との思いから創業しました。創業者の一人である板野惇子(ばんのあつこ)さんはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルにもなりました。
 現在は板野さんの孫にあたる、岡崎忠彦氏が五代目の社長となり、「子供の可能性をクリエイトする」という企業理念を掲げています。
 この理念に沿い、ファミリアはアパレルに留まらず、カフェやクリニック、レストランを併設した本店を作り、保育園事業を展開するなど、多角的に子供の成長をサポートし、ライフスタイルを提案する企業へと舵を切りました。
 時代が変わっても、企業には「何のためにあるのか」という変わらない目的や理念がありあす。そして、時代の発展や時々の情勢にともない、変化させるべき技術や事業の形態があります。
 いつ何が起こるか予測のできない現代だからこそ、改めて会社の目的を認識し、自分の取り組んでいる業務のあり方を見直ししたいものです。

一般社団法人倫理研究所 職場の教養9月11日(月)「時代に応じた変化」より

<今日の心がけ>
会社の目的を再認識しましょう