10月10日(火) 続ける

野球界でその名を歴史に刻んだ選手の一人に王貞治氏がいます。

王氏は高校卒業後に読売ジャイアンツに入団しますが、最初の約3年間は結果を残せず、「王は王でも三振王」と揶揄されることもありました。

そこから王氏は、コーチと共にそれまでよりも厳しい練習に打ち込みました。ところが、連日何百回、何千回とバットを振り続けてもすぐに結果が出ず、〈なぜこんな練習をしなければいけないのか〉という思いがあったといいます。

しかし、疑問を抱きながらも練習を続けるうちに、体は強くなり、技術も向上していきました。そして、練習の成果が試合で結果となって表われたことで、王氏は練習を継続して行なうことの重要性をより実感できたそうです。

王氏は自らの経験から「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」と述べています。

夢や目標を叶えられるか否かは、努力が結果として現れないときに、いかに粘り強く続けられるかが重要でしょう。

今日の心がけ◆粘り強く取り組みましょう