11月15日(水) 大切な節目

誕生日に「おめでとう」と声をかけることは、今では日常的なことですが、以前の日本には個人の誕生日を祝う習慣はなかったようです。

年齢の数え方が満年齢ではなく数え年であったため、元旦にみんなでお祝いをすることが主で、個人を祝うようになったのは昭和中期からだそうです。

きっかけとなったのは、昭和24年に「年齢のとなえ方に関する法律」が制定されたことです。それ以降は、現在の満年齢の数え方が普及し始め、個人の誕生日を祝う形が定着したとされています。

個人に限らず、企業においても創立の記念日を祝う周年行事があります。そうした節目を祝う意義は、①事業の継続発展を祝う、②過去への感謝を深める、③未来への決意を新たにする、という3つが挙げられるのではないでしょうか。

自分が入社した日、新たな部署で働き始めた日など、個人的な記念日も様々あるでしょう。そうした節目には、この3つの意義について考えてみてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆節目には原点に立ち返りましょう