1月19日(金) 自己肯定感を高める

児童精神科医の古荘純一氏は、疲れを訴えて外来を受診する子供の疲労要因として、家庭や学校で空気を読みすぎてしまうことを挙げています。自己肯定感が低く、自分を大切に思えないので空気を読んで合わせようとするといいます。

古荘氏は自己肯定感を高める手段として、「成功体験をして達成感を得ること」、「努力をほめられること」の2点を挙げています。

子供の世界に限らず大人も同様で、その場の雰囲気はいる人たちの意向や言動から生まれます。中には職場で上司や同僚に気を遣い過ぎて疲れを感じてしまう人もいるかもしれません。

相手の意見や考えに耳を傾け、合わせることは仕事を円滑に進めるうえで大切なことですが、度が過ぎるとストレスとなり、業務にも支障が出てしまいます。

後輩や部下の努力を認めて言葉に出してほめる、先輩からアドバイスを受けた時には感謝を伝える等、思いを形に表すことが大切です。

互いに自己肯定感を高め、職場の良い空気を作り上げていきたいものです。

今日の心がけ◆感謝の気持ちを言葉にしましょう