2月7日(水)教える立場になった時

ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏は、2015年のワールドカップで強豪の南アフリカに勝利するなど、日本を躍進させました。そんなジョーンズ氏は、人に教える立場になった時のポイントを述べています。

「最も大切なのは、自分が部下だった時に、どう教えてほしかったか、どう扱ってほしかったかを思い出すことではないでしょうか」

私たちが入社した頃は、上司や先輩にあたる人に仕事を教わる立場にあったことでしょう。中には〈もっと丁寧に教えてほしかった〉〈言葉がきつかった〉などの思いを感じていた人もいるかもしれません。

教わる立場にあった時に「改善してほしい」と感じていたことを直さず、自分が同じ指導をしてしまえば、自身の経験が業務に活かされず後進も育ちません。

新入社員や後輩への指導だけでなく、例えば部署異動の際、自分の後に業務を担当する人への引き継ぎについても同様です。自分が教わる立場だった時に感じていたことを忘れず、丁寧に情報伝達を行ないましょう。

今日の心がけ◆自身の経験を活かしましょう