3月8日(金) サンクスカード
大阪府で地域情報誌の制作などを行なうN社では、一緒に働く仲間同士で、感謝の気持ちを伝え合う取り組みをしています。
同社では、社内の共有スペースに、全社員の名前が書かれた個別のカードホルダーが壁に設置されています。仕事中に助けられた時や教えてもらった際に、その相手に向けた感謝を「サンクスカード」に記入してホルダーに入れるのです。
サンクスカードは、もらう側の喜びにつながるのはもちろんのこと、渡す側も感謝を文字にすることで、思いがより深まり、仲間意識が高まるといいます。
またN社では、月間で最も多くカードを書いた人を表彰しています。なぜなら、人の厚意に気づかなければ、サンクスカードを書くことはできないからです。
人は、1人で働くことはできません。当たり前のように思える日常も、多くの仲間の助けや協力で成り立っており、感謝の対象は多くあります。
人の思いやりに気づくことのできる「感謝力」を養うとともに、「ありがたい」と思う心を、言葉や行動で示したいものです。
今日の心がけ◆感謝を形に表わしましょう