3月25日(月) 曖昧な質問

曖昧な表現は、近しい間柄での雑談では好まれる場合がありますが、業務上の会話においては避けるべきでしょう。

例えばAさんが、Bさんの担当している翌月のスケジュール表の作成について、作成済みかどうかを知りたいとします。この時、ありがちなのは、「Bさん、翌月のスケジュール表はどうなっていますか?」という聞き方です。

この聞き方の場合、状況によっては、表の完成について聞かれているのか、スケジュールの内容について聞かれているのか、Bさんは判断に迷ってしまいます。

完成について知りたいのなら「完成していますか?」、スケジュールの内容について知りたいのなら「来月のスケジュールを確認させてください」というように、質問や要求を明確にすることでBさんの負担が少なくなります。

「どうなっていますか?」「どうですか?」という質問のように、様々な解釈が生じてしまう表現は他にもあるでしょう。職場において、曖昧な表現は相手への負担となることを知り、はっきりと簡潔に伝えたいものです。

今日の心がけ◆表現の工夫をしましょう