4月26日(金) 娯楽の歴史
娯楽の歴史
現代の娯楽といえば、映画鑑賞やゲーム、ショッピング、旅行などが挙げられるでしょう。
娯楽の歴史を辿ってみると、身分制度の確立や年中行事の一環として、貴族の一部や富裕層の間で娯楽が楽しまれるものとなりました。
平安時代では、鹿のなめし皮で作った鞠を蹴り上げ、落とさないように続ける「蹴鞠(けまり)」や、現代の囲碁にあたる「碁」などが貴族の娯楽の1つでした。
また、貴族の間で行なわれていた現代のポロやホッケーにあたる「打毬(だきゅう)」が庶民にも波及し、長い柄のついた木製の槌で球を打つ「毬杖(ぎっちょう)が、正月の楽しみとして広く普及していきました。
江戸時代になると、労働者が江戸に集まり、寿司や天ぷらを屋台で食べる外食が流行し、歌舞伎や落語、相撲なども今と変わらず人々を魅了していたのです。
私たちの生活をより充実させ、豊かにしてくれる娯楽の歴史に、今一度、関心を寄せたいものです。
今日の心がけ◆娯楽の奥深さを知りましょう