5月21日(火)  ほどほどが肝心

周囲の人の雰囲気や状況を把握し、それに適した言動ができる人を「空気が読める人」と表現することがあります。その場の雰囲気を察して適切な行動や発言をすることができるため、周囲から信頼される人も多いようです。
 

しかし相手の反応を気にしすぎて、常に合わせているだけの人は「主体性のない優柔不断な人」と見なされ、人間的に魅力が乏しいと思われてしまいます。
 

もちろん、社会人としての常識や配慮は必要です。しかし、空気を読み過ぎて過剰に同調すると、自分の個性や人生の面白みも失われかねません。
 

外食時、自分が食べたいものを選ばずに常に相手に合わせる、行きたい店があるのに、言わずに相手と同じ店に行く。このように不本意ながら、相手に合わせてばかりいては、やがて心の不調を招いてしまうでしょう。
 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とも言われます。過剰な気遣いは、自分と周りを窮屈にしてしまうものです。時と場合に応じつつも、自分の好みや意に沿わないことについて、自己の見解をしっかり主張してみてはいかがでしょうか。



【今日の心がけ】

自分の思いを伝えてみましょう