5月23日(木)  ちょうど良いは危ない

工場に勤務しているAさんは、社員教育で「早いは良い、ちょうど良いは危ない、遅いは論外」という約束の時間に関する考えを学びました。
 

Aさんが〈なぜ、ちょうど良いことは危ないのだろうか?〉と思っていた矢先、締め切り日に納品した二種類の製品で、ラベルの入れ違いが発覚しました。
 

従業員が総出ですべての食べるを張り直して再納品する事態になり、納期を三日も過ぎてしまいました。取引先からも厳重注意を受けてしまったのです。
 

Aさんの会社は創業から20年が経ち、長年の取引先も多く、業績も安定していました。そうした慣れがあってか、納期がギリギリになったり、時には遅れをきたしたりすることもありました。
 

今回のトラブルを全社的に反省し、製品チェック体制の強化に加え、「遅くとも納期の前日までに納品する」ことが決まりました。
 

相手からの信頼を守り、予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、納期や訪問時間などの日時を守ることは、特に注意を払いたいものです。



【今日の心がけ】

時間に余裕を持ちましょう