6月6日(木)  天の恵み

土砂降り、小雨、にわか雨、通り雨、夕立、霧雨など、雨降りの表現は多様です。それだけ私たちが雨への関心が高いことの表われでしょう。
 

私たちは日常的に飲み水や炊事、洗濯などで多くの生活用水を使っています。他にも、工業用水や農業用水などの様々な用途で水が使われています。
 

これらの水は、空から降った雨や雪から得ています。降水量の総量を体積表わすと、一年間で約6600億立方メートルで、これは琵琶湖の水の約24倍もの量となります。
 

しかし、日本の地形は急峻で河川が短く、さらに梅雨や台風の時期に雨が集中して降るため、私たちが使用できる水は、降水量の約一割に過ぎません。
 

雨が降ると仕事に支障が出るという人がいるかもしれませんが、もしも雨が降らなかったら、水不足となり、日常生活や農業などにも影響します。
 

あらゆる生命の源であり、私たちの生活に欠かすことのできない水をもたらす雨を、「天与の恵み」として受けとめていきたいものです。



【今日の心がけ】

雨の恵みに感謝しましょう