6月21日(金) 誤解を防ぐために
職場や取引先との人間関係は、仕事の充実や成果にも大きく影響します。
昨今ではオンライン会議なども普及しコミュニケーションの手段は様々ですが、電話やメールを活用する頻度が高いという人は多いでしょう。
入社2年目のK氏は取引先との関係で悩んでいました。先方へ送ったメールの趣旨が伝わらず、電話でも誤解が解けず、取引が中断してしまったのです。
K氏は先輩に相談し、メールや電話の内容を詳細に報告しました。すると、先輩から、「まずは誤解を与えたお詫びが大切」「電話も同様だが、メールは簡潔かつ明確に書く」の二点を指摘されました。
自分のメールの文章を見直すと、長文で余計な表現が多く、再確認せずに送っていたのです。とても相手の立場に立った文章ではありませんでした。その後、先輩のサポートもあり、取引先との関係が改善され、取引は再開されたのでした。
今回の件を教訓にK氏は、どのような場面でも、まずは相手の立場で考え、簡潔かつ明確なコミュニケーションを肝に銘じるようになったのです。
【今日の心がけ】
相手の立場に立って行動しましょう