2024年8月19日 相手への配慮

Aさんはあるとき、妻が子供に対して、「〇〇君、洗濯物を取りこむから手伝って」と声をかけているのを見ました。その時、子供はテレビを見ることに夢中になっていて、妻の声に気が付いていませんでした。

反応のない子供に妻は怒ったように、もう一度同じ言葉をかけました。その様子を見ていたAさんは、自分も職場で同じような声のかけ方をしていたことに気が付きました。

部下に対して、声をかけた後、相手の反応や状況を確認することなく一方的に指示をしていたのです。それからは、まず相手の名前を呼び、相手の状況を確認してから話を始めることを心がけるようにしました。

仕事の指示や確認を一方的にしてしまうと、特に相手が忙しい時はペースを乱しかねません。場合によっては、また時間を改めて話をするといった配慮も必要かもしれません。

相手に配慮することを忘れず、円滑なコミュニケーションを図りたいものです。



【今日の心がけ】

相手の状況を確認しましょう